こんにちは。佐川です。前回記事にしたF/A-18Cが完成したので報告します。
この機体についてまずはお話しします。
この戦闘機は拙作「ストライクウィッチーズ2015」に登場する扶桑皇国海軍・魔導空母「赤城」の艦載機で、第一空母航空団第221戦闘飛行隊に所属する機体です。テイルコードはAI-112で、AI=第一空母航空団(第一空母機動部隊)の一番目の飛行連隊(一番目以降は予備・地上部隊)の12番目の戦闘機という意味です。HMDや統合センサーポッドの搭載、推力五割増しのエンジン、マルチディスプレイコクピットなどの近代化改修を施したF/A-20と双璧を成す扶桑海軍の主力艦載機です。
全体的なクオリティについてはあんまり満足のいくものではありませんが、雰囲気は比較的よくなったかなと思います。
今回やったチャレンジ項目は
・飛行機の組み立て
・飛行機の基本塗装(カウンターシェード)
・飛行機の再塗装汚れ塗装
・クリアパーツ磨き
・自作デカール
です。次回に向けてまあまあ課題が見えてきたのがいい感じかなと思いました。
今回はマスキングゾルを利用して機体のダンダラ模様を再現する奴をやっています。なお、基本塗装はF-15などと同じカウンターシェードにして東アジア感を出しています。このあと全体的にグレーを薄く吹いてシャドーを和らげて、全体をマルチグレーとダークブラウンでウォッシングしています。機銃口はウェザリングマスターで汚しました。
今回はデカールも自作しました。使用したのはエーワンのインクジェット用「自分で作るデカールシール」で、印刷シートと接着剤シートの二つを組み合わせて作る水転写ともステッカーともインレタとも違う変わったものでした。印刷面に左右反転で印刷し、貼るときはその上から一度接着剤のついたシートを貼って、接着剤を印刷面につけた上で台紙ごと貼り、水で湿らせて台紙をずらすという感じでした。貼った時に表面がすこしなめらかではないですがつや消しする分には十分だと思います。
黒の隠ぺい力は十分でしたが、やはりラウンデルの黄色などは厳しい感じでした。まだ研究を重ねる必要がありそうです。
ちょっと満足いく出来ではなかったので、アカデミー製のホーネットでステルス翼化、ラウンデル位置方向修正、爆弾の搭載、翼端灯、裏面もちゃんと作るなどを加えて完全版のF/A-18C+”+”を作れればなあと思います。