こんばんは。きっと何者にもなれない元部長のいずです。
やっとこそさ今年の研究室生活も残すところ明日だけとなり、後はもう年末一人寂しく卒論書けばいいだけです……。だけ……。
というわけで、暇な内にいつぞや書くと言っていたシグナス編集のノウハウを記しておきます。
シグナスの編集長は部長(4年生)が務めるという通例の為、僕の知る限りこの4年間でノウハウの引き継ぎ的なものは全く行われておらず、
年々の編集長が得意な分野(?)で毎年全く違ったフォーマットを採用していたわけですが、
何にせよ知識が蓄積されるに越したことはないというか、要するに僕は得意な分野がない所為で滅茶苦茶苦労したわけです。
お陰で三田祭初日は皆様に迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした…と、そういえば三田祭について書こうと思ってたのに日々の生活に忙殺されて忘れてました。
要するに何が言いたいのかというと、現在暇だってことです。
年末は一人で借りてきたビデオ一気見やら模型製作やらしつつ合間に卒論書く感じですかね…。
一人で。
前置きが長くなりました。
僕の考える部誌の完成に必要な作業は以下の通りです。
1.タイトルロゴや表紙の作成
よく知りませんが「シグナス」のみの名を関した正式なシグナスは製本されたものにしか認められていないらしく、
三田祭でOB用に配られる近年のシグナスは名前がアニメ等のパロディになっております。
そこで必要となるのがロゴの作成です(まあ別に作らなくてもいいと思いますが)。
僕はフリーのベクター系ドローイングソフトInkscapeを使いました。
模型クラブ的には自作デカールを作る際にも活躍するソフトなのが見逃せないところです。
![]()
こういうロゴなら文字打った後に形を整えるだけなので簡単にできます(これだと色々足りてないですが)。
![]()
今年のシグナスのロゴは、文字の骨をベジェ曲線で引いて太さを調整して作ってます。平行線で構成されてるのでアウトラインを全部を引く必要がなく比較的楽です。
表紙の写真はGIMPとかを使いましょう。切り抜きは気合です。
2.部員から集めた原稿の編集
僕はそっち方面のスキルに乏しかったのでWordでフォーマット作って部員にそれに合わせてもらうという方式を採りました。
これのメリットは編集長側としては事前にテンプレートさえしっかり作っておけば原稿提出後の編集時間を大幅に減らせるということ、
そして原稿を書く側としては特に難しいことを考えずに原稿を埋められるということがあります。
デメリットとしては、部員全員がWordで編集することが前提となっているということがあります。
MS Officeの互換フリーソフトとしてはOpenOfficeなんかがありますが、OpenOfficeで編集したファイルはフォーマットがずれたりして再編集が必要となります。
日吉キャンパスのパソコンにはWordが入っているので、Wordを持っていない部員は大学での作業を強いられることになります。
「自分で凝ったフォーマットを作りたい!」等と言う輩は僕の見る限りほとんどいませんでしたので、その点は心配ありません。
Wordの編集は特に書くこともありませんが、今年みたいに余白を0にして文章はテキストボックスで入れるようにすると編集しやすいかと思います。
問題はPDFに変換する場合です。
OfficeにもPDF変換機能がありますが画像が相当劣化します。
そこで、仮想プリンタ形式のPDF変換ソフトを使って変換します。
色々なソフトがあるので調べて下さい。
僕はPDF結合機能も付いているPDFreDirectを使いました。
PDFは結合は簡単にできるのですが、ページの入れ替えや分割ができるフリーソフトは少ないので(多分)、
1ページずつPDF化してそれをページ順に結合していくことになるかと思います。
見開きページを見開きのまま残すのは軽いパズルでした…。
PDF化の注意点ですが、高画質(プリンターのプロパティ→詳細設定で印刷品質600dpiを選択)で出力するとき、
ファイル形式がdocなら上手くいきますがdocxだと失敗したりします。
また、png形式のロゴを入れるとPDF化したときガタガタになります。
![]()
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左:Word上での見え方(docファイル)
右:Wordから出力したPDF。一番下のロゴはjpgで真ん中の3つは透過png
3.スケジュール管理
これはまあ…僕くらい致命的に自己管理できない人間でも一応は何とかなったので皆さんなら心配することはないですね。
やっとこそさ今年の研究室生活も残すところ明日だけとなり、後はもう年末一人寂しく卒論書けばいいだけです……。だけ……。
というわけで、暇な内にいつぞや書くと言っていたシグナス編集のノウハウを記しておきます。
シグナスの編集長は部長(4年生)が務めるという通例の為、僕の知る限りこの4年間でノウハウの引き継ぎ的なものは全く行われておらず、
年々の編集長が得意な分野(?)で毎年全く違ったフォーマットを採用していたわけですが、
何にせよ知識が蓄積されるに越したことはないというか、要するに僕は得意な分野がない所為で滅茶苦茶苦労したわけです。
お陰で三田祭初日は皆様に迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした…と、そういえば三田祭について書こうと思ってたのに日々の生活に忙殺されて忘れてました。
要するに何が言いたいのかというと、現在暇だってことです。
年末は一人で借りてきたビデオ一気見やら模型製作やらしつつ合間に卒論書く感じですかね…。
一人で。
前置きが長くなりました。
僕の考える部誌の完成に必要な作業は以下の通りです。
1.タイトルロゴや表紙の作成
よく知りませんが「シグナス」のみの名を関した正式なシグナスは製本されたものにしか認められていないらしく、
三田祭でOB用に配られる近年のシグナスは名前がアニメ等のパロディになっております。
そこで必要となるのがロゴの作成です(まあ別に作らなくてもいいと思いますが)。
僕はフリーのベクター系ドローイングソフトInkscapeを使いました。
模型クラブ的には自作デカールを作る際にも活躍するソフトなのが見逃せないところです。

こういうロゴなら文字打った後に形を整えるだけなので簡単にできます(これだと色々足りてないですが)。

今年のシグナスのロゴは、文字の骨をベジェ曲線で引いて太さを調整して作ってます。平行線で構成されてるのでアウトラインを全部を引く必要がなく比較的楽です。
表紙の写真はGIMPとかを使いましょう。切り抜きは気合です。
2.部員から集めた原稿の編集
僕はそっち方面のスキルに乏しかったのでWordでフォーマット作って部員にそれに合わせてもらうという方式を採りました。
これのメリットは編集長側としては事前にテンプレートさえしっかり作っておけば原稿提出後の編集時間を大幅に減らせるということ、
そして原稿を書く側としては特に難しいことを考えずに原稿を埋められるということがあります。
デメリットとしては、部員全員がWordで編集することが前提となっているということがあります。
MS Officeの互換フリーソフトとしてはOpenOfficeなんかがありますが、OpenOfficeで編集したファイルはフォーマットがずれたりして再編集が必要となります。
日吉キャンパスのパソコンにはWordが入っているので、Wordを持っていない部員は大学での作業を強いられることになります。
「自分で凝ったフォーマットを作りたい!」等と言う輩は僕の見る限りほとんどいませんでしたので、その点は心配ありません。
Wordの編集は特に書くこともありませんが、今年みたいに余白を0にして文章はテキストボックスで入れるようにすると編集しやすいかと思います。
問題はPDFに変換する場合です。
OfficeにもPDF変換機能がありますが画像が相当劣化します。
そこで、仮想プリンタ形式のPDF変換ソフトを使って変換します。
色々なソフトがあるので調べて下さい。
僕はPDF結合機能も付いているPDFreDirectを使いました。
PDFは結合は簡単にできるのですが、ページの入れ替えや分割ができるフリーソフトは少ないので(多分)、
1ページずつPDF化してそれをページ順に結合していくことになるかと思います。
見開きページを見開きのまま残すのは軽いパズルでした…。
PDF化の注意点ですが、高画質(プリンターのプロパティ→詳細設定で印刷品質600dpiを選択)で出力するとき、
ファイル形式がdocなら上手くいきますがdocxだと失敗したりします。
また、png形式のロゴを入れるとPDF化したときガタガタになります。


左:Word上での見え方(docファイル)
右:Wordから出力したPDF。一番下のロゴはjpgで真ん中の3つは透過png
3.スケジュール管理
これはまあ…僕くらい致命的に自己管理できない人間でも一応は何とかなったので皆さんなら心配することはないですね。